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つべつ町取材日記<JAつべつ青年部編>

投稿日: 2016/09/21

津別町取材は、7月9日(土)〜12日(火)の
3泊4日で行われました。
11日の午前中はJAつべつ青年部部長の
鹿中(かなか)徳三郎さん(34歳)にインタビュー。
実は、JAつべつ青年部に興味を持ったのは、
偶然下記のYouTubeを見たからです。

「JAつべつ青年部って、なんてかっこいい!
ぜひ会ってみたい」とアプローチ。

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・・JAつべつ青年部の鹿中徳三郎さん。
人望も厚いイケメン部長(撮影:大社カメラマン)・・

後で知ったことですが、
このYouTubeは、2012年に全農青年部の
1分間CMコンテストに応募した時のもので、
JAつべつ青年部が見事優勝。
鹿中さんが部長になったのは昨年で、
当時の部長で、このCMに参加していたのが
今回、偶然取材していた河本純吾(35歳)さんでした。
「農業青年団のイメージを変えたかった」といいますが、
影響力は、大きかったようです。
その精神を引き継いているのが新部長の鹿中さんです。

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・・Leeとコラボした、JAつべつのつなぎ。
カッコイイです!・・

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・・左端はオホーツク農協青年部協議会会長を務める
竹原さん。隣はJAつべつ副部長の金一さん。
みなさん、いろんな交流を持ちながら、
津別やオホーツクの農産物を宣伝し、
後継者育成にも貢献しています・・

鹿中さんも河本さんも、いわゆる“Uターン組”で
家業を継いだ人たち。酪農や、飲食の“Uターン組”
と一緒に「つべつべGROW」というグループを結成し
町おこしイベントや、地域ブランドの商品開発をしたりと
一緒に活動してきた仲間でもあります。
「トクちゃんは、本当にイイヤツなんですよ。
僕がもっとも信頼できる農業者のひとり。
彼がいたからここまでやってこれたと思う。
彼には感謝しています」と、河本さんは大絶賛。
青年部仲間も、鹿中さんのリーダーシップを
リスペクトしています。

この日、青年部の撮影をすることになり、
鹿中さんはLINEで部員に連絡をとり、
すぐに7人の部員が駆けつけてくれました。
撮影場所は鹿中農場。
霧や小雨に煙るあいにくのお天気でしたが
山や畑が幻想的で、それなりに趣があります。

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・・町の86%が森林という津別町の畑は
森と畑が背中合わせ・・

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・・霧や小雨が煙る麦や玉ねぎ畑で撮影・・

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・・ポーズの要求にも何度も答えてくれて
ありがとうございました!・・

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・・カメラマンの大社(おおこそ)さんは、
スケール感を撮るために、
フォークリフトに乗って撮影!・・

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・・大社さんとデザイナーの辛嶋さんが
念入りに写真をチェック・・

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・・・「独身男性集合!」に、5人が勢揃い。
昨年は、船橋市とお見合いイベントがあり、
なんと1組がゴールイン!
西原さん、長瀬さん、鹿中さん、丸尾さん、松田さん。
一番年長の理事の丸尾さんは、ムードメーカーで、
周りで笑いが絶えません。全員「農家の嫁」募集中です!・・


取材旅行は、お天気に左右されたり
爆笑ハプニングもあります。

鹿中農場での撮影が終わり、
スタッフは、2班に別れて次の撮影場所に移動。
編集長・成田と副編集長・首藤さん、
津別町役場の田古(たふる)さん、
コーディネーターの仲尾さんの乗った車は、
鹿中さんに挨拶をして、次の目的地
「道の駅あいおい」へと向かいます。

畑の向こうでは、鹿中さんが小さくなるまで
ずっと手を振ってくれ、
私たちも感激して車の窓から手を振り返します。
「まだ手を振っているわよ♪」
女性チームでは、イケメン部長の好感度が
ますます高まり、大はしゃぎ。

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・・鹿中さんが農場の作業施設の前で
いつまでも手を振ってくれました!
と思っていたのですが・・

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・・鹿よけのための「鹿ゲート」がいくつかあり、
通る時は手で開け閉めします・・

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・・道はどんどん細く山道に・・

鹿中さんから教えていただいた近道は、
途中鹿よけのゲートがあり、どんどん山道に入り、
ついには行き止まりに・・・「あれ、あれ??」
その時、突然後ろから車のクラクションがなり、
なんとそこには鹿中さんの車が!
私たちは意味がわからず「えっ、どうして!?」

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・・ついに行き止まりに・・・

つまり、私たちは鹿中さんの教えてくれた道とは
反対の方に向かっていたので、
鹿中さんは「そっちじゃない、こっち!!」と
一生懸命に手で方向を指してくれていたんです。
それを私たちは、名残惜しいんで
手を振ってくれていたと勘違いして・・・
しかもわざわざ追いかけてくれ・・・
ああ恥ずかしいやら、でも嬉しいやら!!

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「本当にいい人よね〜」
ますます、鹿中さんの株は上がったというわけです。
こういう珍道中があるら、
取材旅行は楽しいんですね〜♪
鹿中さん、本当にお世話になりました!



【文・写真:成田典子】

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