つなぐ通信 Vol.18
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 八王子の北口商店街に、履きやすい靴を求めて全国から女性が訪れる「うさぎや」という有名な靴店があります。3代目となる小俣能範さん(68歳)が10年前から力を入れているのが、アーティストやクリエーターをバックアップし、八王子を「再生」していくこと。「小俣さんは神様です」と熱く語るクリエーターがいるくらい、ものづくりの環境を支えたり、クリエーターに〝経営の仕組み〞を教えてきました。再生 循環Hachioji Town街繁栄を築いた先人に感謝しクリエーターと商店主を育て八王子を再生させたいんです株式会社トリッキー〒192-0904東京都八王子市子安町1-28-12Tel.042-657-6925http://tricky.co.jpうさぎや八王子〒192-0084 東京都八王子市三崎町4-14Tel.042-627-5550http://www.usagiya-san.jp江戸ができたのは八王子のおかげ!感謝して欲しいな(笑)1小規模経営者のための経営戦略の勉強会「お店よろし塾(通称:小俣塾)」を10年ほど前から始めた。この日は塾のメンバー2人と、仲間のクリエーターたちが集まった。2イラストレーターのpecoさん(右)とHarucaさん(中)。3塾生のリフォーム業の田中さん(中)と、司法書士の遠藤さん(右)。4塾が行われているのは元ネクタイ業者の建物。「うさぎや」は、バブルで大きな負債を抱えていた時に、「経営の神様」との出会いがあり、「履きやすい靴」に焦点を絞り方向転換したところ、見事に返済ができた。そのノウハウを商店主やクリエーターに伝授している。1小俣さんが支援しているデザイン会社トリッキーの高須賀さん(右)と毛利さん(左)。東京造形大学卒業後に独立した。2トリッキーの基礎を築いたフリーペーパー『idol』。3オフィスは小俣塾の2階。アートな壁面がいい雰囲気。八王子に注目!アートの街大久保長安の会から論集『代官頭 大久保長安の研究』を3名様にプレゼント!応募方法は37ページをご覧ください。Present履きやすい靴なら写真=大社 優子 文=成田 典子八王子の未来の繁栄の種まきで日本一の「アーティストの街」へお またよしのりおまかせ!16TSU NA GU TSUSHIN

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