つなぐ通信 vol.07 2014秋号
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32TSU NA GU TSUSHIN 「暑い日はアイスが一番!」。アイスクリームバイキングで、入居者の皆さんの笑顔が弾ける。左が経営企画室 室長の金本真幸さん。本部で企画のとりまとめ、社員教育、新宿の新施設の立ち上げ等を担当。右が教育企画担当主任の村野沙智子さん。アクティビティの企画を手掛ける。豊富なアクティビティが生きる元気を産む介護にかける思いの熱さスタッフのモチベーション高し伊牟田 邑さんは、活発にホームの催しに参加なさっているひとりです。ホームの感想を伺うと、「お部屋が広々として、職員も良い方ばかり。何でもきちっとしてくださって、住みやすいです。ここにはお友達がいっぱいいて、楽しいの。先日はお寿司を食べに行きました。書道のクラブも大好き」とニコニコ答えてくださいました。聡明でお美しく、素晴らしい100歳です! この日のレクリエーションはアイスクリームバイキング。2階の吹き抜け周りに屋台が出て、バニラとチョコ、抹茶からお好きなものを選べます。入居者の方は自ら選びに来て、皆さん「おいしいね!」と大はしゃぎ。 レクリエーションの他、外出援助では回転寿しのランチやショッピングモールでのお買い物、年3回、上野動物園や池袋サンシャインシティなどへの遠出も。クラブ活動は書道、華道、茶道、手工芸、陶芸と揃い、いたれりつくせり。 アクティビティを専任で企画する、教育企画担当主任の村野沙智子さんに話を伺うと、「アイディアは入居者さまや職員とお話しして、聞き取ることが多いです。年一回アンケートがあり、その内容を反映させることもあります。 最近、心に残ったイベントは納涼祭。今年初めて敷地内のグラウンドに櫓を建て、ご家族やボランティアの方も参加いただき、盛大に開催できました」 やり甲斐を感じるのはどんな時?「生きててよかった、来年参加するために頑張って生きてゆく!とおっしゃっていただいた時は嬉しかったです」 このホームのモットーは「その人らしさを大切に」。入居者と家族の幸せに貢献するために、日々努力を怠らないとか。経営企画室 室長の金本真幸さんは、本部勤務ながら、当初は現場で研修を積んだそう。「まったく畑違いの仕事からの転職でしたから、最初は介護課で1カ月勤務、夜勤や入居者さまのケアも経験しました。また調理に配属され、厨房でジャガイモの皮を剥いていたこともありました。今はそういった現場での経験が、経営企画でものすごく役立っています」 金本さんは日頃の介護現場での取り組みや実践を発表する東京都の発表会「アクティブ福祉」を見に行き、来年は必ず出ると決意。皆で熱中して夜中まで準備し、翌年発表したとか。やぐらい む た むら

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