つなぐ通信 vol.03 2013秋号
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09TSU NA GU TSUSHIN 新宿末廣亭の前で。俗曲は寄席では「色物」と呼ばれ、落語の合間の箸休めのように扱われています。上下間の厳しい男社会の寄席の世界でもまれ、師匠たちに可愛がられ、芸や自分を磨いてきました。伝統的建造物群保存地区に指定されている白壁の屋敷や蔵が立ち並ぶ美しい町並み。かつて物資を積んだ川舟の往来でにぎわった倉敷川。その風情を味わえる「くらしき川舟流し」日本最初の西洋美術館「大原美術館」、かつて薬屋を営んでいた、うめ吉さんの曾祖父の名を冠した生活デザインマーケット「林源十郎商店」、旧倉敷紡績工場を再利用した「倉敷アイビースクエア」など、昔の建物が新しく改装され利用されています。中橋の正面には、なまこ壁と倉敷窓が特徴の土蔵造りの「倉敷考古館」●観光のお問い合わせ倉敷館観光案内所〒710-0046 岡山県倉敷市中央1-4-8Tel.:086-422-0542開館時間:9:00~18:00/休館:12月29日~31日くらしき観光大使 うめ吉さんがご紹介!歴史と文化と芸術を今に伝える倉敷美観地区倉敷文化Kurashiki芸術歴史私のふるさと岡山県倉敷は、昔ながらの風景・情緒を色濃く残す美しい天領の町です。なかでも豪商の町並みが保存されている倉敷美観地区は、時代を超えてつないできた、今の暮らしがあります。一過性の観光地ではなく倉敷から発信する暮らしの豊かさを、感じていただければ嬉しいです。「大原美術館」「林源十郎商店」

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