つなぐ通信 vol.06 2014夏号
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1日のスケジュール細かい塗り絵は指先の運動にも、脳の活性化にもよいとか。見本に合わせて、色を選んでいく。さすが昔取った杵柄で、タオルを几帳面に干していく。イキイキと働く姿がとても美しい。ちぎり絵や塗り絵など、種類豊富な趣味コース。ここはこうやって塗るんだよ!と、隣の人に。会話が弾み、和やかな様子。整髪やひげ剃りでさっぱりと。お風呂に入り、髪も整え、家に帰る頃にはすっかり気分もリフレッシュされる。デイサービスセンター桜新町東京都世田谷区弦巻4丁目21-22 パラッツオ1階TEL:03-5426-3821http://www.best-care.jp/data8:30~9:00 お迎え/到着順にバイタルチェック9:30 朝の挨拶/BCR体操10:00 創作レクリエーション/リハビリ/入浴11:30 口腔体操/昼食/お昼寝・休憩・散歩等13:00 活動レクリエーション/リハビリ/入浴14:30 アフタヌーンサービス17:00 夕食17:30~18:00 お見送り お風呂も大人気で、約9割の方が入浴なさるとか。「施設によっては週1回等、利用回数に制限があったりしますが、ベストケアでは要支援の方、要介護の方関係なく、入りたい時はいつでも入れます」。 利用者のひとりは「足を悪くして家の浴槽に入れないので、ここで必ずお風呂に入るの。スタッフがとても優しくて、身体を丁寧に洗ってくれて、入浴剤も入れて身体はポカポカ。とても幸せよ」と話してくれました。いい湯を満喫約9割の方がお風呂を利用自分のやりたいことを選べる放課後のようなプログラム趣味コース趣味コース理容ワークプログラム 午後はアフタヌーンサービスとして、選択制のプログラム。美容、リフレッシュ、映画、趣味などから選べます。「以前だとこうしたプログラムは全員参加してくださいという感じでしたが、当プログラムではご自身のやりたいことを気分に合わせてお選びいただけます」 中には美容マッサージを待ちながら塗り絵をする方や、好きな手仕事を自宅から持ってくる利用者も。ユニークなのはワークプログラムとして、スタッフの手伝いもできること。「本当は家事をやりたいけれども、家では危ないからとご家族が躊躇なさるケースも。誰かのために役立つことが喜びという方は、お手伝いいただくことがリハビリにもなります」 この日も女性の方が、洗濯物を干したり畳んだりと大活躍。几帳面に干された洗濯物を見て「さすがですね」と声を掛けると、「昔からずっとやっているから」と笑顔に。 いつまでもイキイキしていたい、現役でありたい。当センターはそんな利用者の真の思いを受け入れ、叶えてくれる場だといえるでしょう。33TSU NA GU TSUSHIN 写真=貝塚 純一 文=三浦 真紀

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