つなぐ通信 vol.06 2014夏号
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32TSU NA GU TSUSHIN スタッフがひとりひとりフェイスマッサージをした後、ピカピカの美肌を目指してパックで栄養補給。皆で賑やかにお喋りしながら、女子力アップ!ハンドマッサージをしたら、マニキュアで爪先をきれいに。 女性にとって、美容はエネルギーのもと、気持ちが若返ります。中には、当センターに通い始めて、人生で初めてマニキュアをつけたという方も。至れり尽くせりのマッサージを受けて思わずニコニコ。当センターは男性の利用者が多く、日によっては男女半々になるとか。最初はリハビリ目的だった男性が、趣味コースに参加することも。空気入りの不安定な台の上でバランスをとることで、足の筋力をつけます。スタッフの応援や声がけが、やる気につながる! いかに利用者のモチベーションを上げるかが、スタッフの頑張りどころ。嫌がる人に無理矢理リハビリさせるのではなく、まずとなると、ベッドに寝てストレッチ、それから起きて運動すると20分はすぐに経ってしまいます。僕個人の考えとして、動ける人も動けない人も一律20分というのは果たして平等なのかな?と。そこで、要支援もしくは要介護1、認知症で身体の不自由さがない方には、自主的に運動していただいています。もちろん個別機能訓練では個別に対応しますが、自転車を漕ぐ方、平行棒で歩く方、段差昇降している方…その方々の間を回り、指導させていただくことで、それぞれの方が効率よく時間をお使いいただけます」。まずは信頼関係を作り、その上でリハビリを進めるリハビリリハビリリフレッシュコースは信頼関係を作り、その上でやる気になってもらうことを心掛けているそうです。「パーキンソン病でなかなか身体が動かない、とても無口な男性がいらっしゃいました。リハビリする中、ある時できるかどうかわからないけど、外出してみましょうと、ほんの少し外を歩いてみたんです。歩行自体が上手くいったわけではなく、反応もわからなかったのですが、レクリエーションの時間に歩くことを再認識した思いを詩としてお書きになり、その想いにスタッフ皆で感動しました。そうやってモチベーションがあがることで、その後のリハビリもどんどん進みましたね」美容コース

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