つなぐ通信 vol.02 2013夏号
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05TSU NA GU TSUSHIN いつの間にか、文字は 打つ 時代になりました。色鉛筆や水彩で絵を添えた、手書きのハガキや案内状が届くとちょっと幸せな気持ちになることがあります。手書きには、その時の感情が込められています。だから言葉には「言霊」が宿るのかもしれません。今回の「特集」で紹介するのは明治、昭和、平成に家族に書き続けたハガキや絵日記です。短い文章で、さりげない日常を綴ったものですがどれも時代の文化の香りや美しい暮らしが伝わってきます。一通の手紙が、人生を大きく変えることがあります。しかし、日々の出来事や気持ちを淡々と書き続けることで、生まれるドラマもあるのです。写真=貝塚 純一 文=成田 典子手書きの力・継続の力書き続けてこそ、生まれるドラマ。特集明治の夫婦Story Story Story 昭和の兄妹平成の父息子

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