つなぐ通信 vol.01 2013春号(創刊号)
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27TSU NA GU TSUSHIN 特別養護老人ホームフォーシーズンズヴィラ こもれび神奈川県横浜市緑区三保町881-2TEL.045-938-0770www.4seasons-v.jp◎ 関連施設介護老人保健施設フォーシーズンズヴィラ いろどりTEL.045-938-5253介護専用型ケアハウスフォーシーズンズヴィラ そよかぜTEL.045-938-0127data園芸は居住者の方々の楽しみのひとつ。四季を感じ、自然と戯れる。植物に触れることで、時には居住者の方の思い出を呼び覚ますことも。ラベンダーで作ったハーブサシェとラベンダースティック。幸せな香り。ラベンダー祭りの頃は、紫の楚々とした花々が咲き乱れる。初夏にはラベンダー祭りで近隣の人々と交流も食べるのよ」と言い出したとか。もともと農業をやっていた方で、野菜のこともよくご存知だったよう。 「スタッフは誰も芋の蔓が食べられると知らなかったので、本当に食べられるの?と半信半疑でした。そうしたらボランティアさんの中に知っている方がいて、一緒に料理してくれたんです。その作業がとても細かい!細い蔓の筋をひとつひとつとっていく、気が遠くなりそうな作業。お水も冷たいのに、根気よくやってくださって。 多分、ご自分が長年やっていた作業だったと思うんです。きんぴらにしていただいたら、いつも食事をなかなかとろうとしない、まして堅いものも食べられない方が、おいしい!と喜ばれ、召し上がっていた。それも驚きでした。自然のものは過去の思い出につながりやすいのかもしれません」 「こもれび」では、人々との交流も大切にしています。月に1回「こもれび喫茶」を開催。午前中にデザート作りなど、ボランティアと入居者が準備。午後には一緒にお茶を飲み、普段と違う環境を楽しんでもらおうというものです。玄関脇には交流ホールがあり、ここは普段から地域の方に開放されています。サークルの楽器の練習や、写真展の開催など、誰もが身近に訪れることができる場所です。 ガーデンにはラベンダーの株があちこちに植えられ、毎年初夏に「ラベンダー祭り」を開催。収穫したラベンダーでハーブサシェやラベンダースティックを作り、門のところでテントを張って販売。近隣の住民たちとの交流が楽しめます。もしかしたら今年は畑で作られた採れたて野菜も並ぶかもしれませんね。

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